サニーボーイ!この人もCHESS傘下のチェッカーレーベルで活躍したブルースマンです。 ちなみに,サニーボーイウィリアムスンという人物は2人おられます。 ややこしくてごめんなさい。 ジョンリーウィリアムスンとアレックミラーです。同じ名前で紛らわしいのです。 ということでジョンリーをSonny Boy WilliamsonT,アレックミラーをSonny Boy WilliamsonUと表記して区別したりしますが,たいていサニーボーイといえばUの方です。
今回紹介するのはそのUの方。本名がAleck Millerで別名にRice MillerやらLittle Boy Blueと名乗ってたこともあります。 生まれた年はわかりません。1897~9年あたりが有力でしょうか。他にも1894年,1905年,1908年,1909年,1910年,1912年。世の中わからないことのが多いんですよ。死んだのは1965年。ビートルズがウハウハのころですね。
1955年にチェッカーと契約。 その初レコーディング曲が"Don't Start Me To Talkin'" メンツがやばいんです。 ギター:マディウォーターズ,ジミーロジャース,ベース:ウィリーディクソン,ドラム:フレッドビロウ,ピアノ:オーティススパン。 このメンツからもサニーボーイへの期待が伺えますね。
その後もポンポンヒットを飛ばし,チェスの主要メンバーとなっていきました。
そんなサニーボーイがスリムやらヒューバートサムリンとやってる映像があったので
かっかっかっこええー!
彼のCDといえば Down And Out Blues これでしょう!ジャケットがイカス!
これはチェッカーと契約して最初期のアルバムです。上記の"Don't Start Me To Talkin'"など名曲ぞろいです。素晴らしい。サニーボーイのノリノリハーモニカやゆったりハーモニカなど彼のブルースが堪能できる一枚です。
ジャケットの人はサニーボーイではないです。一応。