B.B.King


岸上&高橋の
    "Blues列伝〜ルーツはここだ!〜"



B.B.King




どうも岸上です。

今回はB.B.Kingっすねー!
みんな聴いてますか?聴いてないっすか?じゃあ聴いてみましょうね。
まいふぇいばりっとビデオをどうぞ。Sing Sing Prisonっていう刑務所慰問ライブ的なライブでの一コマです。曲は「How Blue Can You Get」。



いかがでしょうか?ギター、ボーカルの腕前もさることながら、
めっちゃウケてるでしょ?
これ!これなんすよね〜B.B.King。陰鬱なブルースはやらないのです。かっこええじゃないですか!



そんなB.B.Kingさん、幼少期はプランテーションで働かされ、というなんともブルースな体験を経て、教会でゴスペルを歌ったり、さらにはギターをいとこのブッカ・ホワイト(こちらも伝説的なお方ですね)さんから教えてもらったりしながら、それが血となり肉となりついにはデビューします!その後のことはすっとばしますが、アルバムを55枚(!)ほど出されまして、御年85歳の今も現役バリバリでやっておられます。う〜ん、一度はライブ観てみたいぜ!




ではB.B.Kingの魅力について、わたくし岸上が独断と偏見を持って書きましょう。

まずは歌!歌ですよね。本人のルーツにゴスペルが出てきましたが何ともパワフルに歌います。太いです。体も太いが声も太い!こりゃ真似できねぇ!んでまた女性役やってみたり裏声使っちゃったりするからね。エンターティナーやね。あなどれないっす。うむ。

次にギター!ギターですよね。この人の音は特徴ありますね。声と同じくぶっとくて、かつあっま〜い音です。セミアコの一番おいしい音です。フレーズもメジャーペンタ中心?なのかどうかはよくわかりませんが、世に出回ってるマイナーペンタのいわゆる“ブルースっぽいブルース”とは一線を画してます。聴いてすぐB.B.Kingとわかるギターですねー。そんなギターに彼は「ルシール」というお名前をつけておられます。かわいいね!

そしてそして、これがまた男気あふれるスタンスなのですが、ソロしか弾きません!うっはー!なんでも「歌いながらギターを弾くことは難しい」らしいよ!そのとおりやねー!

さらにはラジオ番組のDJ経験からMCもめっちゃおもろいとか!えー!マジすか聞きたい聞きたい!でも英語わからんよねー!くやしいねー!





・・・そんな感じです。素敵です。
最後におすすめアルバム紹介じゃー!

55枚買うのは大変そうなのでベスト盤を・・・と思って聴いてみたら意外とシャレオツなアーバン・ブルースてんこもりで、「う〜ん、もっとそのまんまブルースでええよ」と僕なんかは思ってしまったので、そのまんまブルースてんこもりの若き日のライブ盤を4枚挙げときます。


い)「Live At The Regal」(1964)
ろ)「Blues Is King」(1966)
は)「Live in Cook County Jail」(1970)
に)「Live in Japan」(1971)

それぞれ売りポイントは、

い)スタンダードな1枚。これがB.B.のベストって人も多し。
ろ)ちょい硬めの音作り。「Night Life」すんばらしい!
は)ギターの音色はこれが一番っすな〜
に)あー!もう異国でギター弾きまくり!!

ってな感じなので、ご自分の好みに合わせてお買い求めください。
全部買ってももちろんよし!




んじゃまたね!




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